「ご(お)~できる」Part3#気になる敬語

近所の駐輪場の看板に、気になるものを見つけてしまいました。

 

「濡れた紙幣はご利用できません」

 

これは、2018/06/01のブログと同種の誤用です。

同種の誤用なので、前回とは異なる視点で書いていきたいと思います。

 

なぜこのように間違った敬語がはびこってしまうのか。しかも、間違い方が同じなのか。もしかすると、自社で敬語を考えずに、他社を真似しているのではないでしょうか。

 

今回の看板と、前回の看板と、どちらが先にできた看板なのかはわかりません。しかし、同じ業種であれば、看板に記載する内容も似たようなものになるはずです。そこで、他社を参考に文章を考えるので、同じ敬語の間違いをしてしまうのではないかと想像してしまうのですが、実際はどうなのでしょう。

 

”赤信号、みんなで渡れば 怖くない”という言葉がありますが、”怖くない”どころか、全く平気になってしまい、やがては青信号で渡る人に違和感を抱くようになってしまうのではないかと不安になります。

 

そのような状態になる前に、正しい敬語を浸透させたいものです。

 

 

念のため、濡れた紙幣を使うかもしれない人(=お客さま)を立てたい場合の正しい言い方は、「濡れた紙幣はご利用になれません」です。

 

では、また。