「敬語を習い始めてから、話すのがゆっくりになりました」
複数の受講生の方から頂いた言葉です。
敬語を適切に使うためには、TPOに配慮して、立てるべきは誰なのかを意識しながら話さなければなりません。
TPOと書けばほんの3文字ですが、どの程度かしこまった場なのか、相手と自分の距離はどの程度なのか、これから話す内容は相手の耳に心地良い話なのか負担になる話なのか、通常自分が言ってよいような内容なのか、などいろいろなことを考えなければなりません。
文法が分からずに迷うのではなく、話す内容に慎重になったとしたら、本当の意味で敬語が身についた証拠だと思います。
このような話を受講生の方から聞くことができて、嬉しく思いました。
それでは、また。