『猫語の教科書』に学ぶ敬語のエッセンス⑦〜婉曲表現
2024/11/29
世にも賢い猫が、なんとタイプライターを駆使して原稿を仕上げ、人間の家の乗っ取り方を指南する『猫語の教科書』。 猫好きにはたまらない本でしょうけれど、それだけでなく、実際に読んでみると驚くことに敬語のエッセンスが散りばめられていました。 なるほど猫があれほどに人間を魅了してやまないのは、見た目の可愛さに甘んじることなく、ここぞというときの敬意を十分に踏まえているからなのですね。 敬語は人を支配するためのものではありませんが、人間をいとも簡単に支配してしまう猫から学ぶ敬語のエッセンス、7回目です。 今回は、欲しいものがあっても決して無理をせず、少しずつ少しずつ距離を詰めていく方法を猫から教わります。

『猫語の教科書』に学ぶ敬語のエッセンス⑥〜建前は選ぶ
2024/11/22
世にも賢い猫が、なんとタイプライターを駆使して原稿を仕上げ、人間の家の乗っ取り方を指南する『猫語の教科書』。 猫好きにはたまらない本でしょうけれど、それだけでなく、実際に読んでみると驚くことに敬語のエッセンスが散りばめられていました。 なるほど猫があれほどに人間を魅了してやまないのは、見た目の可愛さに甘んじることなく、ここぞというときの敬意を十分に踏まえているからなのですね。 敬語は人を支配するためのものではありませんが、人間をいとも簡単に支配してしまう猫から学ぶ敬語のエッセンス、6回目です。 いくら首をひっこめてもいくら我慢してもあなたを傷つけてくる人がいたらどうしましょうか。 猫はこう答えています。

『猫語の教科書』に学ぶ敬語のエッセンス⑤〜距離を取る
2024/11/15
家庭内であればパートナーがイライラしているとき、職場であれば上司がイライラしているとき、あなたはどうしますか? 人間の家の乗っ取り方を指南する猫は、「首をひっこめていること」を推奨しています。 猫から学ぶ敬語のエッセンス、5回目です。

『猫語の教科書』に学ぶ敬語のエッセンス④〜目上が優れているとは限らない
2024/11/08
世にも賢い猫が、なんとタイプライターを駆使して原稿を仕上げ、人間の家の乗っ取り方を指南する『猫語の教科書』。 猫好きにはたまらない本でしょうけれど、それだけでなく、実際に読んでみると驚くことに敬語のエッセンスが散りばめられていました。 なるほど猫があれほどに人間を魅了してやまないのは、見た目の可愛さに甘んじることなく、ここぞというときの敬意を十分に踏まえているからなのですね。 敬語は人を支配するためのものではありませんが、人間をいとも簡単に支配してしまう猫から学ぶ敬語のエッセンス、4回目の今回は、目上に敬意を払うけれど、目上が優れているとは限らないというお話です。

『猫語の教科書』に学ぶ敬語のエッセンス③〜矛盾も受け入れる
2024/11/01
世にも賢い猫が、なんとタイプライターを駆使して原稿を仕上げ、人間の家の乗っ取り方を指南する『猫語の教科書』。 猫好きにはたまらない本でしょうけれど、それだけでなく、実際に読んでみると驚くことに敬語のエッセンスが散りばめられていました。 なるほど猫があれほどに人間を魅了してやまないのは、見た目の可愛さに甘んじることなく、ここぞというときの敬意を十分に踏まえているからなのですね。 敬語は人を支配するためのものではありませんが、人間をいとも簡単に支配してしまう猫から学ぶ敬語のエッセンス、3回目の今回は、良い面ばかりではない矛盾した人間の受け入れ方を教わります。

『猫語の教科書』に学ぶ敬語のエッセンス②〜建前
2024/10/25
世にも賢い猫が、なんとタイプライターを駆使して原稿を仕上げ、人間の家の乗っ取り方を指南する『猫語の教科書』。 猫好きにはたまらない本でしょうけれど、それだけでなく、実際に読んでみると驚くことに敬語のエッセンスが散りばめられていました。 なるほど猫があれほどに人間を魅了してやまないのは、見た目の可愛さに甘んじることなく、ここぞというときの敬意を十分に踏まえているからなのですね。 敬語は人を支配するためのものではありませんが、人間をいとも簡単に支配してしまう猫から学ぶ敬語のエッセンス。2回目は、「建前」について教えてもらいます。

『猫語の教科書』に学ぶ敬語のエッセンス①〜所有者敬語
2024/10/18
世にも賢い猫が、なんとタイプライターを駆使して原稿を仕上げ、人間の家の乗っ取り方を指南する『猫語の教科書』。 猫好きにはたまらない本でしょうけれど、それだけでなく、実際に読んでみると驚くことに敬語のエッセンスが散りばめられていました。 なるほど猫があれほどに人間を魅了してやまないのは、見た目の可愛さに甘んじることなく、ここぞというときの敬意を十分に踏まえているからなのですね。 敬語は人を支配するためのものではありませんが、人間をいとも簡単に支配してしまう猫から学ぶ敬語のエッセンス、1回目です。

思考や行動を変えるのは難しいから、敬語を使うというのはどうでしょう?
2024/10/11
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。 習慣に気をつけなさい、それはいつか人格になるから。 人格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。 マザー・テレサの有名な言葉があります。 しかし、思考は自分の思い通りにならず、行動に移してしまった後では取り返しがつきません。 そこで、その間にある言葉に気をつけるために敬語を使うのはいかがでしょうか。

温故知新~「ハレ」と「ケ」で敬語を考えてみる
2024/10/04
民俗学でいうところの「ハレ」と「ケ」は「非日常」と「日常」というふうに説明されます。 「ハレ」を「人智を超えた領域=分からないもの」、「ケ」を「よく知っているもの」と解釈すれば、「ハレ」が敬語を使う範囲、「ケ」が敬語を使わない範囲、と説明できるかもしれません。 神輿を担いで練り歩くお祭りに敬語は不要かもしれませんが、基本的に「冠婚葬祭」となれば多少はかしこまります。

2024/09/27
「客観的に物事を見る」と言葉で言うのはたやすいことですが、感情的に絡み合った人間関係に巻き込まれてしまうと、それは簡単なことではありません。 そんなとき、「人智を超えた何か、人の都合では変わらない何か」を想定すると、メタ認知を持ちやすくなります。 敬語を使うということは、そういう視点を持つということでもあります。

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